英語という教科において、
リスニングの重要性が高まってきていることは、
先日のブログでお伝えしました。
今回は、その攻略のためにどのように勉強していくべきかをお伝えします。
本日は『中学生編』です。
リスニング試験で満点をとるための2ステップ
①【英語耳:松澤喜好著】を繰り返して、正しい発音(発音記号、フォニックス)を身に付ける
②【NHKラジオ:基礎英語】を聞く習慣を 身に付ける
①について
中学校では、発音記号やフォニックス、リンキングについてしっかりと学習しません。
なぜ習わないのかは、分かりませんが、
個人的には正しい発音を英語学習の初期に(小学生や中学生)学習するべきだと思っています。
できる限り早い段階で、発音記号や発生を覚えておくことで、
それから先、音読やシャドーウィングとして、
英語を声に出す時に正しい発音ができると、
より高い効果を得ることができます。
②について
基礎英語1⇒中1
基礎英語2⇒中2
基礎英語3⇒中3
学年によって分かれているので、
非常に取り組みやすいです。
NHK基礎英語の長所
①1日15分なので、習慣化しやすい
②文法事項の 復習ができる
③長文が速く読めるようになる
④音読の大切さが理解できる
現在はNHKラジオもアーカイブが残っているので、1週間以内であれば好きな時に聞くこともできますし、繰り返し聞くことができます。
受験までのスケジュールから逆算する
リスニングを含め英語という教科の特徴として、
他の教科に比べて、勉強してから偏差値が上がる・実力が身に付くまでにかなり時間がかります。
当たり前のことですが、
リスニングだけ学習したとしても、
英単語の意味が覚えられていなければ、
例え正確に聞き取れたとしても、
点数には繋がりません。
中学3年生の夏休みからでは、一気に英語の成績を上げるには時間が足りません。
特に今年は、このような情勢ですので、
夏休みが例年よりも短くなってしまう可能性も十分あります。
そうなると、夏休みから英語やリスニングに力を入れて勉強して逆転するのは、
ほぼ不可能となってしまいます。
受験直前期は、理科や社会の勉強をした方が圧倒的に効率が良いため、
理科や社会に時間を割くべきです。
当教室の生徒にも受験直前期には、
理科や社会に力を注ぐよう繰り返し伝えています。
最後に
リスニングは高校受験において武器になるから基礎英語を聞こうという話は、
毎年受験生に伝えています。
しかし、残念ながら、なかなか毎日の習慣として定着する生徒は少ないのが現状です。
だからこそ、基礎英語を聞くことでライバルに差をつけることができます。
毎日、丁寧に聞き続けることができた生徒は、定期テスト・ 模試・受験のリスニングでほぼ満点を取ります、例外なく。
基礎英語はテキスト代として毎月500円程かかりますが、ぜひ試してみるべきです。
時間に余裕のある今こそ、得点源になるまでに時間のかかる英語(リスニング)に取り組みましょう。
【英語耳:松澤喜好著】
【基礎英語:毎日15分】