定期テスト、受験においてリスニングで満点をとるためのポイントをお伝えしました。
・英語耳を繰り返す
・基礎英語を毎日聞く
基礎英語の取り組み方について、複数の保護者様からご相談をいただきましたので、より詳しく基礎英語の始め方をお伝えしていきます。
ブログを読んで、お子さまと話し合い始めてみようと思っていただけたことが、とてもうれしいです。
続けることで、必ず英語力がつきます。
この積み重ねが、学力アップに最も大切な自ら勉強するという能動的な勉強です。
基礎英語はスマホかタブレットで
NHKの基礎英語はもともとはラジオ学習です。
僕が学生の頃は、毎日ラジオで聴いてました。
スマホやタブレットが発売される前は、基本的にラジオでしか聴くことができませんでした。
僕の英語力の原点はNHKラジオにあります。
NHKラジオで英語を聴くことで、英語が得意になり、大学も英語英文学科に進学することにしました。
一方で、今はラジオで聴く方はかなり少数だと思います。
スマホやタブレットで聴くことが一般的になっています。
基礎英語もスマホかタブレットで聴きましょう。
基礎英語を聞くタイミングは大きく分けて2パターン
①朝の放送をリアルタイムで聴く(平日毎日)
②1週間遅れで好きな時間に聴く(平日毎日)
基礎英語1 6:00~6:15
基礎英語2 6:15~6:30
基礎英語3 6:30~6:45
※夜、再放送がありますが、塾や他の習い事などで毎日聴くことが難しい時間です。
①朝の放送をリアルタイムで聴く
メリット⇒毎日同じ時間なので、習慣化しやすい
デメリット⇒普段より早く起きなければいけないため、負担が大きい
②1週間遅れで好きな時間に聴く
メリット⇒何回も繰り返し聴くことができる・いつでも聴くことができるため、聴き逃すということがない。
デメリット⇒いつでも聴くことができるので、後回しにしてしまい習慣化しにくい
それぞれメリットデメリットがあります。
では、どちらがよいのか?
これはお子さまのタイプによって選ぶのがよいと思います。
朝型であれば①
夜型であれば②
これはタイプの違いなので、どちらか続けやすい方で試してみてください。
スマホ、タブレットでの基礎英語を聞く手順
『NHKラジオ らじる★らじる』をアプリストアからインストールしてください。
①⇒スマホ、タブレットから基礎英語の放送時間になったら、アプリを開きます。
②⇒アプリを開いて『聴き逃し』から基礎英語を検索して下さい。
注意点
毎朝、リアルタイムの放送時間に早起きして聴いていて、寝坊などでたまたま1日聴くことができなかった場合、その放送を当日の再放送で聴くか、翌週まで待つ必要があります。
CDを買って勉強するのはどうでしょうか?
という質問をいただきました。
僕は基礎英語のCDはあまりオススメしません。
いつでも聴けるという安心感から聴かなくなってしまう可能性がかなり高いです。
実際に僕もそうでした。
いつでも大丈夫と思うと、じゃあ今日じゃなくてもいいかとなってしまっていました。
そこで、毎日早起きして聴くという形に変えたところ、習慣化されていました。
リアルタイムで聴く①はもちろん、②においても1週間しか聴くことができないという制限時間があるからこそ継続につながります。
聴き逃す可能性が心配であれば、②で始めるとよいと思います。
1週間遅れではありますが、好きな時間に聴くことができます。
※②で始める場合は《NHKゴガク》というアプリをインストールしても良いと思います。
こちらは、6秒巻き戻しという機能があり、聞き取りにくかった単語をすぐに繰り返し聞くことができます。
アプリ内に、ワンポイント解説や基礎英語3には内容把握問題の掲載もあります。
ゴガクと名前がついているだけあって、総合的にみて②で始めるのであれば《NHKゴガク》の方が語学学習に適しています。
オススメの基礎英語の始め方
まずは、テキストを書店やAmazonなどで購入します。
お子さまと書店に行き、一緒にテキストを購入することで、続けることを約束してもらうという方法もよいと思います。
次に、アプリ『NHKラジオ らじる★らじる』もしくは《NHKゴガク》をインストールし、『聴き逃し』から始めましよう。
始める日が火曜日であれば、1週間前の火曜日の放送を15分聞きます。
翌日の水曜日は、1週間前の水曜日の放送を聞きます。
最初は②から始めることで空いた時間に聴くことができます。
数日後、起きたら15分聴く・寝る前の時間に15分聴くなど基礎英語をどの時間帯に聴くのかということを決めておくと毎日継続しやすくなります。
聴いたり聴かなかったりでは、効果はありません。
歯磨きのようにするのが当たり前、しないと気持ち悪いというような形で基礎英語を続けることができれば、リスニングは大きな武器となります。
3年生はもちろん、1,2年生も早く始めれば始めるほど、今後英語で困ることがなくなります。
最後に
5月末まで小・中・高等学校は休校ということになりそうですので、
この機会に能動的な勉強に取り組んでいきましょう。