過去の自分と比べよう

 

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東進衛星予備校の林修先生が『人間が思考するときには、類比・対比・因果 の3つが基盤となっている』とメディアや書籍の中でおっしゃっています。

 

これは、僕も的確だと思っています。

 

先日のブログで

『例える』ことの重要性をお伝えしました。

『例える』ことは、共通点や類似点を比べることですがら、『類比』と言い換えることができます。

 

今回は勉強における『対比』について書いていこうと思います。

 

対比

2つのものを並べ合わせて、違いやその特性を比べること

 

世の中の全てのことは、比べることによって成り立っていると言っても過言ではないでしょう。

定期テストや入試はもちろん、新型コロナにおいても他国の状況や昨日の状況と比べている様子が毎日テレビで放送されています。

 

生活していくうえで、比べることからは逃れることができません。

 

他人と比べるのは止めよう 

以前、テスト週間に生徒と話していて、

『昨日、勉強どのくらいやったの?』と尋ねたところ

生徒が『2時間です』と答え、

その後、

『学年一桁順位の○○君も、1日2時間しか勉強しないらしいです。』

と付け加えました。

 

その話を聞いた時に、かなり危ういなと感じていたところ、案の定テストの結果は良くありませんでした。

 

テスト週間に、1日2時間の勉強は物理的に少ないうえに、都合の良いデータ(一桁順位の子が2時間しか勉強しない)を引っ張り出して、勉強をしない言い訳に使っていたからです。

また、勉強時間だけを目標としてしまい、内容の理解に意識が向かっていなかったことも要因です。

 

問題を解くスピード、テスト週間以外の勉強量、集中力など、

様々な状況が違う他人と比べることに、ほとんど意味がありません。

 

但し、ライバルと認め合う同士が切磋琢磨する場合は例外です

 

他人と比べずに、オンリーワンを目指そうという歌詞の

『世界に一つだけの花』

という名曲もあります。

 

そもそも論として、学年一桁の○○君の勉強時間が、2時間ということも本当かどうか分かりません。

成績の良い生徒がテスト当日に、

「全然勉強してなかった~」

と言いながら、ガンガン90点台をとる例のアレです。

 

過去の自分と比べよう

生徒から、こういう反論が来たこともあります。

『昨日うっかり寝ちゃって勉強しなかったから、今日は5分の勉強でいいんですか?』

 

それに対しては、

『過去の頑張った自分と比べよう』

と答えます。

以前、テスト週間に、1日3時間~4時間勉強したことがあるのであれば、今日も頑張ることはできるはずです。

勉強しなかった自分と比べるのではなくて、頑張った自分と比べてほしいと思います。

 

過去に自分でできたことであれば、今回もできる可能性は高いです。

 

記録を残しておくことも大切です

テスト週間の勉強内容や勉強時間を記録しておくことで、過去の自分と比べることができます。

 

また、このような記録があれば、テストへの過程と結果から『因果』を考えていくことができます。

 

成績が良かったのであれば良かった原因が、悪かったのであれば悪かった原因が必ずあります。

 

 『因果』をしっかり考えることで、その次のテストに活かすことができます。

 

最後に

テストで結果が出た時に比べるのも過去の自分です。

他者と比べることに意味はありません。

 

過去最高順位を取れたのであれば、それが何番であってもうれしいと思います。

そして、次回のテストは過去最高順位を取れた時の勉強内容や、勉強時間に勝てるように頑張っていきましょう。

 

それを重ねることで、20番、50番、最終的には100番と大幅に順位が上がっていく生徒もいました。

他者と比べるのではなく、過去最高の自分と比べましょう。

そして、その時の自分に勝てるように

 

それでは、今日はこのへんで!