今日は、高校生向けの英単語への取り組み方です。
ちなみに僕は中学生、高校生の時にはこのように覚えていませんでした。
以前お伝えしたシャドーイングも、中学生や高校生の時にはおこなっていませんでした。
そもそも、知りませんでした。
これら2つの方法を知っていたら、大学受験の時にあれほど苦労することはなかったと思っています。
今回は大学で英語英文学科に進んでから、教授に教えてもらった方法です。
即効性はありませんが、確実に英語力はつきましたし、大学時代に受けたTOEIC の点数も着実に上がっていきました。
①英語を英語のまま理解する
②英単語を覚えるときに画像としても記憶する
大前提として
英単語を覚える時には、何回も何回も触れる(覚える)ことでようやく自分の中で使える英単語になります。
まずは、 英単語を見て、日本語で意味が分かるようになることが1ステップ目です。
例えば、 umbrella という英単語を見て
『え~っと、、傘!?』
ではなく
『傘』
と即座に頭の中で変換できていないと、長文を読むときには役に立ちません。
意味が分かるようになった後に
・英単語を見て、日本語の意味が分かるようになった後は、【画像】としてもイメージできるようになることを目指します。
umbrella →「傘」
と覚えて、実際に「傘」を広げて使う画像を頭で考えながら
「umbrella」を 広げて使う画像を考える。
umbrella という英単語が出て来たときに、傘という日本語を介す前に画像として umbrella を広げてさすことをイメージできるようにします。
umbrella を日本語で「傘」と覚えることも大切ですが、その段階を終えたのであれば、傘を考える前に umbrella という画像として、頭の中でイメージします。
umbrella →傘→傘をさす画像
ではなく
umbrella →umbrella をさす画像が頭の中に浮かぶようになります。
こういった英単語が多くなるほど、英語を英語として理解できるようになります。
このように英語を英語のまま理解できると長文を読む時はもちろん、リスニングで力を発揮します。
音声は繰り返し聞くことができないので、頭の中で日本語に直す余裕がないことが多いです。
最後に
英語を英語のまま理解して、どのような内容なのかということを画像でイメージできるようになると、英語で書かれているものを日本語を介さなくても意味が分かるようになります。
そのためには、英単語を覚える際に、単純に英単語→日本語を覚えるよりも、ひと手間加えてその英単語の画像も思い描きながら英単語を覚えていくことで、英語を英語のまま理解できるようになることを目指しましょう。
英文を読んだ時や聞いた時に、日本語ではなく画像(イメージ)で内容が分かるようになるとぐんぐん英語力も向上していきます。
それでは、今日はこのへんで!