以前のブログでイチローさんに学ぶ準備の大切さをお伝えしました。
準備についてしっかり理解し、それが行動に現れる生徒の成績は上がります。
遠くの目標よりも近くの目標に集中しよう
定期テストにおいて、成績を大きく伸ばす生徒の共通点として、
小テストや、復習テスト、英単語テストへの取り組み方が変わってきます。
これらのテストは、あらかじめ狭い出題範囲が決められており、しっかり取り組むことで必ず満点や、それに近い点数が獲得できます。
定期テストの成績が上がる生徒は、まずこれらの小さいテストの点数が上がってきます。
当教室においても、英単語テストを実施していますが、毎回の英単語テストでほぼ満点を獲得するようになってくると、英語の成績も大幅に上がってきます。
反対に、毎回怒られない程度に、ほどほどにしか取り組まない生徒は、定期テストの点数もなかなか上がりません。
定期テストへ向けて、勉強を始める時期も遅れてしまい、結果的に準備不足になってしまうからです。
定期テストの前におこなわれる小テストで満点が取れるように準備することが、定期テストでの高得点につながります。
小テストの大切さ
成功体験を得ることができます。
言い換えれば、しっかりした準備をおこなえば、良い結果に結びつくということを体験できます。
普段勉強をおろそかにしてしまっている生徒の中には、心のどこかで
「どうせ勉強してもテストの点数は上がらない」
と考えてしまっている子も一定数います。
小テストで満点がとれるようになってくると、さきほどのあきらめの気持ちから、
「やればできる・・・かも・・・・」
と少しずつ勉強やテストに対して前向きな気持ちを持つことができるようになってきます。
この成功体験を積み重ねることで、
定期テストも範囲が決まっているから、しっかり準備することで、点数に結びつく!
と自分自身で理解できるようになります。
この良い循環を経験することで、ぐんぐん成績が上がります。
注意点
英語、数学は現在までに積み重ねてきた英単語力、計算力が大きく関わってくるので、次の定期テストですぐに結果となって現れることが難しい場合があります。
一方で、理科、社会、国語は前回の定期テスト単元と次の定期テストとは単元が異なります。
年号を覚える、法則を覚える、漢字を覚えるというような成功体験を積み重ねていくことで、準備に費やした時間がテストで高得点となって返ってきます。
本日のまとめ
テストの結果が大幅に上がる生徒は、それまでの小テストへの取り組み方が大きく変わります。
そこで、毎回満点や満点に近い点数を獲得することでやればできるという成功体験を積み重ねて欲しいと思います。
反対に、小テストで毎回満点を目指さずに、ほどほどの点数で済ませてしまうと、定期テストの結果も、ほどほどの点数となってしまいます。
まず、小テスト、確認テスト、単元テスト、英単語テストなど、テストと名前がつくものは満点を目指して取り組みましょう。
小さいテストへの取り組み方が、定期テストで結果となってあらわれます。
それでは、今日はこのへんで!