前回のブログで、まずは遠くの定期テストよりも、小テスト、単元テスト、確認テストと呼ばれるような小さいテストに満点を取るつもりで挑みましょうという内容を記載しました。
大切なこと
このような小さいテストは7割~8割が合格ラインに設定されていることが多いと思います。
ただ、僕の考えとしてはこのような小さいテストこそ、是が非でも満点を目指してもらいたいと考えています。
9割の正答率、90点ではだめなんです。
しっかり満点を目指すことで、1問も間違えられないというプレッシャーを自分にかけることができます。
もっと言えば、このプレッシャーによってさらに勉強時間を増やすことにつながります。
7割~8割の合格点を目指してしまうと、そこに妥協がうまれてしまいます。
『まー、だいたいOKだから、小テストの勉強はこのぐらいにしよう』
と考えてしまいがちです。
これが、満点が目標であれば、
『まー、だいたいOKだけど、ちょっと不安なこういった問題が小テストに出題されるかもしれないから、もう1度確認しておこう』
という考え方に変わります。
この両者の小テストへ挑む際の気持ちの違いは定期テスト結果として如実に現れ、記憶への定着率も異なります。
現状分析・出題予想
小テストで満点を目指すということは、
『こういった問題、少し不安』
『この問題、なんとか解けるけどちよっと時間がかかりすぎる』
など、現状の自己分析やこの問題の類題が出題されるかもしれないという、出題予想を自然とおこなうことになります。
小テストで満点を取るためには、1問でも間違えることができないので、普段あまりおこなっていない場合も、現状分析、出題予想をせざるを得ないといってもいいでしょう。
ほどほどに、7~8割の合格点だけを目指すのであれば、ここまで考えることはありません。
これらのことが習慣化されれば、苦手な問題、単元に集中的に取り組んだり、質問することで、
あまり理解できていなかった問題を、解ける問題
にしていくこてができます。
事前に時間がかかる問題と認識できていれば、類題を解いて解くスピードを早めていくこともできます。
多くの生徒が7~8割の合格ラインを目指す中で、毎回満点を獲得できると、内申点においても大きく評価されます。
内申点は、定期テストの点数で評価される部分も大きいですが、このような小テストも評価の対象となりえます。
また、小テスト毎に全力で勉強することで、テスト週間以外の勉強時間の大幅アップにつながります。
テスト週間は、部活も休みとなり、多くの生徒の勉強時間が増えるので、テスト週間だけ勉強しても、なかなか順位を上げていくことが難しいでしょう。
小テストを有効活用し、テスト週間以外の勉強時間を増やしていくことが、結果的に定期テストでの点数アップにつながります。
テスト週間以外の勉強時間を増やそう
それでは、今日はこのへんで!