過程が大事

 

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定期テスト終了

 

多くの学校で期末テストが終わりました。

みなさん、お疲れ様でした。

 

3年生は、受験を見据えて取り組む必要がありますが、1,2年生はこの週末にひと息ついても良いと思います。

 

その際に、今回の期末テストへ向けての過程、準備はしっかりできていたかという点を自分なりに振り返ってみましょう。

 

数学は何点だった、英語は何点だったと点数を確認することも大切ですが、今後その点数を上げていくためには、過程や準備の部分を振り返り、確認しておくことが大切です。

 

自分で振り返ってみて、

「今回の期末テストに向けて、十分に勉強できた。」

「やれるだけのことはやったから、結果が楽しみ。」

 

とテストが返却される前に感じることができたのであれば、たとえ順位が下がってしまったとしても今回の期末テストは成功と言えると僕は思います。

 

保護者の皆さまにお伝えしておきたいのは、結果だけでお子さまを叱ったりしないでほしいということです。

 

結果が悪くて、どうしても小言の1つも言いたくなってしまったら、塾にご相談ください。

私達からお子さまに、次のテストに向けてどのように取り組んでいくべきかということをより詳細にお話します。

 

前回の定期テストより、ご自宅での勉強時間は増えたし、塾へ自習にも行った。

それにもかかわらず、成績が上がらないどころかむしろ少し下がってしまったということは起こりえます。

 

英語、数学において苦手な単元がある場合、前学年に学習したことが出題され、解けなかったということが起こりうるからです。

 

そのような時は、

結果に対して叱るよりも、過程に対して褒めてあげてほしいと思います。

 

「今回のテストでは、結果につながらなかったけど、頑張って勉強してたの知ってるよ。」

とお子さまに声をかけてみてください。

 

当教室においても、結果だけをみて生徒を叱ったり、注意したりすることはありません。

 

過程に対してこそ、注意します

宿題をやってこない、

英単語テストがあるの英単語を覚えない、

学校の提出物の進度が遅い

このような時は注意しますし、テストで点数をとるために必要な取り組みであることを説明します。

 

テスト結果だけで糾弾しても、次の定期テストに活かすことはできませんので。

 

過程を大事にすることで、次の定期テストに向けてどのように取り組むべきかということがはっきりします。

 

 

最後に

定期テストを受けた直後が、次回の定期テストに向けてのモチベーションが最も高い時です。

 

ただ、残念ながら時間が経過するにつれて、このモチベーションはだんだん下がってしまいます。

 

今後、モチベーションに頼らずに勉強に活かすために、今の気持ちや、手応え、テストへの取り組み方などの反省点を、記録として残しておきましょう。

 

次回、定期テスト前にその記録を見直すことで、今後の成績アップにつながります。

 

それでは、今日はこのへんで!