残心の大切さ

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僕は中学校時代、シニアリーグという硬式野球に力を入れてきました。

野球は見るのも好きなので、高校野球やプロ野球の動向は追っています。

 

また、今まであまり言ってこなかったですが、僕は小学4年生から剣道をやっていました。

中学生になって、土日祝日は硬式野球のシニアリーグの練習に参加していましたが、学校の部活は剣道部に所属していました。(中学校の野球部は軟式ボールを使っているので、シニアリーグと野球を兼任している生徒はいませんでした。)

 

野球の練習・試合を中心に考えていたので、剣道部の試合には一度も出たことはありませんが、平日は剣道部の一員として一緒懸命練習していました。

剣道も結構楽しいんですよね。

 

実は小学校時代、剣道1級も取得しています。(今はどのような規定かは分かりませんが、当時から変更がなければ、小学生は1級までしか取得できません。)中学生以上の学年にならないと、昇段試験を受けられないという規定がありました。

 

さて、剣道で最も大切なものの1つとして【残心】というものがあります。

残心とは、相手に打ち込んだ後に、相手の反撃に備える心構えや身構えを指します。

 

技が正確に決まった(ヒットしたとしても)残心がなければ有効打と判定されない(1本取れない)ことは、剣道においては常識です。

つまり、技を繰り出して終わり、攻撃して終わりというわけではないのです。

 

テストにおける残心とは

僕はテストにおいても残心というものはとても大切だと考えています。

例えば5教科で400点を目標にしていたとして、仮に目標の400点を取れたとしましょう。

実際に当教室にも今回の中間テストで目標点を取得した生徒も多くいましたしたし、目標を大幅に超える結果を出した生徒もいました。

 

そのことはとても素晴らしいことだと思いますし、僕自身もとてもうれしく思います。

 

ただ、忘れてはいけないのは残心です。

 

今回のテストで終わりではありませんし、仮に目標の400点を獲得できたとしても間違えてしまった問題をそのままにしておいていいはずがありません。

剣道において、技が決まったあとに残心が必要なように、テストで目標を達成した時も残心を大切にして欲しいと思います。

 

次の期末テストまで、1週間~3週間ほどです。

計画に前もって勉強している生徒は学校ワークをかなり進めています。例年の1学期期末テスト範囲をすでに終えてしまっている生徒もいます。

 

有効打が決まった時ほど(目標を達成したときほど)、残心(次のテストに向けて油断しない)を大切にしましょう。

 

最終的に受験という試合で1本を取るために!!

 

それでは今日はこの辺で!