近隣中学校の2学期期末テストが終わり、続々と結果が返却されています。
5教科合計で大きく成績を上げてくれた生徒も多くいますが、残念ながら全員の成績を上げることはできませんでした。
定期テストに関しては、結果を他人と比べるよりも、過去の自分と比べてもらいたいと考えています。
過去最高の準備をして、過去最高の結果が出たのであれば、そのままキープしていきましょう。
ただ僕としては、過去最高の準備ができていたのであれば、思うような結果が出ていなくとも、それでOKということを生徒に伝えています。
過去最高の勉強時間、過去最高の理解、過去最高のワークの復習
自信をもって準備がしっかりできたと思えるのであれば、結果は後からついてきます。
なんとなく勉強して、なんとなく成果が出るよりもよっぽど今後が楽しみです。
なぜなら、なんとなくしか勉強せずに良い結果が出てしまった場合、高確率で次回の定期テストで下がってしまうからです。
一生懸命勉強したにも関わらず、結果に結びつかなかった生徒もそのプロセスを無駄だったと考えるのではなく、しっかり準備できた自分を褒めてあげて下さい。
一方で、今回の定期テストで過去最高順位を更新した生徒も多く出ました。
結果としてはっきり表れるためには、今までよりも少し頑張っただけでは、なかなか難しいです。
過去最高順位を獲得した生徒は、やっぱり過去最高に勉強しています。
勉強時間が多いから成績が上がるという当たり前のことを実行してくれています。
そのような生徒は、
『効率の良い勉強は何ですか?』
『どのくらい勉強すればいいですか?』
とは聞いてきません。
ちょっと勉強しただけで、80点、90点が取れるような、
魔法のような勉強法などないことを知っているからです。
勉強時間をしっかり確保している生徒の成績はぐんぐん上がっています。
勉強できる体力をつけてから、効率の良い勉強方法を探してもらいたいと思います。僕も過去にこちらのブログで勉強法についてお伝えしていますが、勉強時間の確保が最も大切です。
良い勉強方法を聞かれた場合は、
「勉強するとはどういうことか?」ということを生徒自身に考えてもらっています。
勉強とは何ですか?どうすることですか?と聞かれた時に自分なりの答えを用意しておきましょう。
僕の考えとしては、勉強とは
『できなかったことを、できるようにすること。』です。
そのためには、できるようになったかどうかの確認が必要不可欠となります。
教科書を読んで、問題を解き、間違てしまったところを覚え直して、再度解き直す
簡単に言ってしまえばこれだけです。
最近、効率の良い勉強方法はありますか?とよく聞かれましたので、
僕なりの意見をこちらのブログで書きました。
効率の良い勉強法を聞く時点で、
『いかに楽をして成績を上げるか』
という考えが見え隠れしています。
まずは、勉強の効率を求めるよりも、圧倒的勉強量を確保しましょう!
そのあと、勉強の質は自然とついてきます!
それでは、今日はこの辺で!!